美術館

私は、美術館に来てる。

彩子とよく行った場所だ。

私は芸術はよく分からないけど、彩子が好きな場所だったから、よく一緒に行ってたんだ。



私は詳しくないからよく分からないんだけど、たくさんの絵画の中から、パリの絵画を見つけた。

彩子・・・今、なにしてるんだろう・・・

そう考えてると涙が出てきた。

その絵画の前に私は何分居ただろう。

なんだか、その絵画に惹かれてしまった。



ほかもいろいろ回って、外に出た。

空を見ると、雨が降りそうだった。

私はとっとと帰ることにした。



なんとか雨に降られずに助かった。

部屋についてから、あの絵画のことを思い出して、泣いてた。

すると

プルルルルル

携帯が鳴った。

彩子だ!

「もしもし、彩子?」

「そうよ、望、泣いてないよね?」

「・・・」

答えられなかった。

さっきまでは悲しくて泣いていたけど、今は嬉しくて泣いてる。

「・・・嬉しいの・・・彩子の声が聴けて・・・ずっと彩子の声聴きたかったから・・・」

電話の音がするたび、彩子だと思って出てた。

なぜだろう、彩子と話す時だけ、穏やかな気持ちになってる。

「これじゃ、たまには望に電話しないとダメね」



彩子と二人だけで話してる。

なんか、街中、私達しかいないみたいに感じる。

すごく私、今、幸せ。



「彩子、今、何してたの?」

聞いてみたけど、彩子はしばらく何も答えなかった。

そして、小さな声で

「オナニー」

そう答えた、って、お・オナニー!?

「私だって寂しいのよ!」

そうだったんだ・・・

「ちなみに誰を思ってしてたの?」

「イジワルな質問してこないでよ、望にきまってるじゃないの!」

「嬉しいよ、私も、しようかな・・・」

「・・・うん・・・一緒にしよ」



「彩子、指示して・・・」

「うん、じゃ、上着脱いで」

私は着ていた上着を脱いだ。

「ブラも取って」

ブラもとった。

「胸揉んで・・・」

私は両手で胸を揉んだ。

すると、乳首が勃起してきた。

「乳首勃ってきた?」

「う・うん」

「乳首指で転がして・・・」

私は乳首をつまんで、コリコリさせた。

変な気分になっていく。

喘ぎ声が出てくる・・・

「望、もっと声聴かせて・・・」



「下半身も脱いじゃおうか」

言われたとおり、脱いだ。

「あそこ、濡れてる?」

触ってみる、もうものすごく濡れていた。

「うん、凄く濡れてる・・・」



「あそこに指入れて、2本ね」

私は言われたとおり、指を2本挿れた。

かき回した。

また声が出る・・・

「クリトリス触って」

クリトリスを円を描くように刺激する。

なんだか、彩子が舐めてくれているところを想像してしまった。

もう声は止まらない。

だんだん、気分が高揚してきた。



「あ・彩子・・・私・・・もう!」

「私もイキそうよ・・・一緒に・・・」

私はクリトリスをつまんだ。

「あ!彩子!!!」

「いくぅぅぅ!」

私と彩子は同時に達した。



終わって時計を見るともう遅い時間。

「望、もうこんな時間ね、おやすみなさい」

「ああ、おやすみなさい」

そう言って、私は眠りについた。

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