同棲生活

高校卒業して、今私と紐緒さんは一緒に暮らしてるんだ。

紐緒さんは、一流会社に入って、私は和食専門のお店で料理人の見習いやってるの。

毎日いろんな料理を教えてくれて、私のレパートリーがどんどん増えてくのが嬉しい。

栄養偏らないようにとか色々と役立つことを教えてくれるの。

もちろん日常生活にも、その知識は使わせてもらってる。

毎朝持たせる弁当も栄養のバランスは考えてるんだ。



私は仕事が終わって家に帰ってきた。

今日は私のほうが早いみたい。

紐緒さんは結構残業が多い。

本人曰く、研究してると時間を忘れる、だそうだ。

紐緒さんは製薬会社の研究部門に所属している。

前とは違って、今度は人のためになる仕事している。

あの日、高校の卒業の時、伝説の樹の下で、紐緒さんは

「もう世界征服なんてしない、沙希だけを大事にしていく」

と誓ってくれた。



私は夕ご飯の支度を始めた。

この間教えてもらったものを作り始める。

味付けとか大事に作っていく。

栄養のバランスも考えて献立を決めていく。

一生懸命作ってると、

ガチャ

ドアの音がなって、紐緒さんが帰ってきた。

「お疲れ様、疲れたでしょ、座ってて」

そう言うと、紐緒さんはソファに座って、休んでいた。

私は料理を完成させた。

「紐緒さん、夕食できたよ、食べよう」

「そうね」

ダイニングテーブルの上に今日の献立を乗せる。

いい香りがする。

「さあ、食べましょう」

私が促すと、紐緒さんも食べ始めた。

何も言わずに食べていく紐緒さん。

でもこの沈黙は、美味しいと言ってくれているのと同じなの。

紐緒さんはシャイだから、あまり褒め言葉とか言わないのよね。

だから今は黙って食べている、美味しいということだ。

そんな紐緒さんを見て安心して、私も食べ始めた。



食べ終わり私は食器を洗った。

すると紐緒さんが抱きついてきた。

「どうしたの?紐緒さん」

「・・・沙希が欲しい」

そう囁いた。

「食器洗っちゃうから、それまで待ってて」

と答えた。



食器洗い終え、寝室に移動した。

ベッドに座ると、すかさず紐緒さんはキスしてきた。

キスされながら、そういえば最近してなかったなぁとか考えてる。

これからされるいことを想像して、体が熱くなってきた。

長くて濃厚なキス。

私は全身の力が抜けているのを感じた。

紐緒さんは手で乳房を揉み始めた。

キスされながらも喘ぎ声が出ちゃう。



唇から顔が離れると今度は首筋に舌を這わせた。

「あん!」

思わず声が出ちゃう。

私は首筋が弱いの・・・

紐緒さんは入念に首筋を舐めてきた。

「ダメぇ、感じちゃうよ・・・」

「いいのよ、感じて、もっと私を感じて・・・」



そして、上着を脱がされた。

乳房を手全体で包むように揉んできた。

そして指で乳首を転がしてきた。

私の乳房はもう勃起してる。

変な感情がこみ上げる。

紐緒さんは舌で、乳首を転がした。

「あん!おかしくなっちゃうよ!」

「いいのよ、おかしくなって」

その言葉を聞くと私は快楽に体を任せた。



紐緒さんは下半身に手を伸ばした。

そして下も脱がされた。

股間に手を伸ばすと、膣に指を入れた。

中身をかき回す。

そして、挿れたり出したりした。

私は喘ぐのが精一杯。

もう力なんて出ないよ・・・

紐緒さんにされるがままになっていった。

紐緒さんは、股間に顔を埋めると、クリトリスを舌で刺激してきた。 感じまくってる私。

高揚感が高まってくる。

そして、絶頂が近づく。

「紐緒さん、もう!もう!」

そう言うと紐緒さんは、私のクリトリスを甘噛みした。

「ああああ!!!」

頭のなかが一瞬真っ白になる。

体をのけぞらせイッてしまった。

少しの間余韻に浸っていた。



体が動かせるようになってきたら、今度は紐緒さんに私からくちづけた。

舌を差し込み、紐緒さんのそれと絡ませる。

紐緒さんの息がだんだん荒くなっていく。

それでもまだまだ唇は離さない。



そしてしばらくして唇を離すと、白い糸のようなものがつーっと張っていた。

紐緒さんの服を脱がせる。

もう乳首が勃起していた。

指と舌で勃起した乳首を刺激する。

甘噛みする、そうすると声のトーンが上がって、激しい喘ぎ声に変わっていった。

「紐緒さん、大丈夫?」

「だ・大丈夫よ・・・続けて」

そう言われると、下半身も脱がせた。

そしてクリトリスを刺激した。

もうぷっくりと大きくなってる。

ゆっくりと刺激していった。

そして膣に指を入れる。

かき回した。

「沙希!沙希!」

切なさそうに紐緒さんが叫ぶ。

「イキたいの?」

そう言うと紐緒さんは首を縦に振った。

私はクリトリスを刺激する指を激しくした。

「くぁああああ!!!」

紐緒さんは絶頂した。



二人で余韻に浸っていた。

「沙希・・・巧くなったわね・・・すごく気持ちよかったわ」

「そ・そう?ありがとう、私ね、紐緒さんが感じる場所、わかるんだよね」

そう言うと、紐緒さんは顔を赤らめた。

「そう、一番感じるのは、ここね」

そう言うと私はクリトリスを刺激した。

紐緒さんはすぐに絶頂した。

「一回イッたからすごく敏感になってるね」

「沙希・・・もうダメだって・・・」

紐緒さんが甘えてくる。

私の前だけでしか見せない紐緒さんの姿。

実はものすごく可愛いのよね、紐緒さんは。

普段クールな紐緒さんでも、私とふたりきりになると、可愛く変貌する。

そんな紐緒さんが愛しくて仕方がなかった。



そうして、別々にシャワーを浴びて、ベッドで眠った。